養生で改善されたーー古傷の数々

1960年生まれの私のまわりには、「この歳になると、病気やら古傷やら、あちこちたまってて大変だよ…」というセリフの大好きな人が、ときどき現れます。じきに見なくなりますが、この間ふと、気づいたのです。そういえば自分も前にはいくつか症状をかかえていたんだっけ。途中で養生が習慣になったからそれらは消えていったけど、そうでなればオレもいまごろ、ふつうに「痛みや病気をかかえた中高年」になっていてもおかしくなかったんだな、と。

私が養生法の前まで抱えていたのは、たとえば次のようなものでした(ヒザ痛については、別項に書いてあります)。

〇左手首の鈍痛

大きなホテルで皿洗いをしているとき、痛めた。重い皿を左手にもっては、右手のタオルで吹きあげる仕事を週6勤するうちに、手首の小指側のじくじくした痛みがふつうになった。手をぎゅっと握りしめるときだけ何ともないが、力がはいっていないときにずっと痛む。レイキを始めて何年かしたときに、「ああ、そういえば、あの痛み、もうずいぶん出てないなあ。治っちゃったなあ」と気づいた。病院や整体などの治療もクスリも一切施してない。レイキは自分の手首をとおって流れてくれるので、自分へでも人さまにでも、とにかくレイキをするたびに手首への「治療」みたいになったのだろうと思う。いまだに一切、ぶり返しもない。

〇腰痛

同じ時期(正確にはその10年くらい前から)に腰の違和感がときどきあり、何度か病院に通った。「骨に異常ないか、見てみましょう」とレントゲンを撮られ、「異常ないようですね、シップ薬を2週間分出しておきますので、様子を見てください」。こんなことをこの先ずっとくり返すのかと思ったくらいだが、自分で養生をはじめた後は、一切なくなった。いま重いものをもつ機会があれば、かならず自分で持ち方を工夫し、腰に違和感が出ればすぐに自分で意識して手を当て(てレイキを流すという応急措置をす)る。そもそも腰痛の根本原因は、肉体面より精神面にあると見るようになった。ふだんから精神的ストレスをためないよう自分で心がけることの方が、腰痛予防になると思う。

〇首の痛み

海のスポーツにはまっていた30代のころ、波風の荒れた日にそれでも海に出て、首をムチ打ちのように痛めた。その後たしか10年ちかく 、何かあるとぶり返した。たとえば冬の寒い朝、起きだしてカーテンを開けようと顔を少し上げて横に向けた瞬間、頭頂から首のつけ根にかけて、ムチでひっぱたかれたような激痛が走ってうずくまる。神経の束を直接に痛めつけられたような痛みで、何度も起きた。職場で業務連絡の最中にちょっと首を動かしただけでこの「ムチ」痛がはしり、腰がくだけたこともある。相手の方が驚いていたくらいだ。これも、まったくゼロになったのは、養生をはじめた後だ。ずいぶんと時間がたってから、「そういえば首のムチ通、なくなったな」とふり返って気づいた。

〇首のひっかかり

レイキをはじめた後の話だが、あるとき首に不自然な力をかけた後ずっと、顔を左右にふるたびに、首のうしろの筋がコキコキ鳴るくらい引っかかる症状がしばらくつづいた。これも、「ずっと悩まされるのか」と思っていたくらい何年か続いたが、やはり消失した。レイキなど養生をしたから、いまだにぶり返しもないのだと思う。

〇背中の痛み

20代なかばころ、半年間ほど仕事で体を酷使した時期に、背中上部(肩甲骨あたり)の筋肉をひどく傷めた。30代初めくらいまで、朝にほんの10秒も頭を下に垂らした姿勢で負担をかけると、そのあと一日じゅう背中一面が重だるいということが断続した。変な話だけど、「ケネディ(米大統領)はずっと、背中に原因不明の痛みを抱えていた」と確かテレビで見て(記憶違いでなければ)、すごく共感したくらい。症状はかなり激しくて、もう一生治らないか?と思ったものだが、結局、これも治ってしまった。つい最近まで忘れていて、レイキの昔のメモを見つけて、「ああ、そういえば…」とやっと思い出したくらいだ。レイキのアチューンメントを初めてうけた日、人にレイキを流していて、この痛みがぶり返したというメモだ。あのときまで体の奥でなかでくすぶっていた原因がアチューンメントであぶりだされ、その後のレイキ(ほかの養生)生活で根本的にいやされたとみていいのではないかと思う。本人の実感だ。

養生という生き方に、感謝します。

神さま、仏さま、今日の気づきを、ありがとうございます。

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