言葉づかいの工夫で、自分を浄化できる

 よい意味の言葉を選んで口にするようになったのは、20年くらい前からでしょうか?「ワルイ」というなら「よくない」、「マズイ」なら「うまくない」というぐあいに、否定的な内容でも、前向きな言葉を口にだしてから打ち消すかたちにします。

これはレイキを実践する中でも、自然に心掛けるようになりますし、よいマスターならきちんと指導してくれます。宇宙の基本は「肯定」ですから。

 こうした言葉づかいを実践していると、よくない意味の単語をまず最初から選ばなくなります。それを口にしたら?と想像した瞬間、自分の心もち全体がきれいでなくなるのが実感できます。そういう言葉を選ばない傾向がどんどん深まっていきます。

 心理学やら米国のいわゆる「成功哲学」やらの本、講座などでよくでてくることですが、宇宙は「~しない」「~ではない」などの否定語を読みとりません。口にした言葉を宇宙はそのまま受けとるので、よくない意味の言葉をしゃべってしまうと、そのまま宇宙に反映するということです。それが結局は自分の人生にかえってきます。自分の宇宙は自分が創っているのですから。

 ですから冒頭にあげた例のように、よくない言葉を露出させずに、前向きな言葉の否定形で、同じ意味を表現します。すると、宇宙は否定語にはかまわず、前向きな言葉にだけ反応してくれます。

 また、なにか食べるときは、「ああ、おいしい」「うまい」とあえて口にし、自分の耳にも聞かせます。こうすると、心と体がよい方へ機能してくれます。とてもそんな代物ではないときには言いにくいですが、これを口ぐせにするのは自分にとってトクです。毎日の食事のときに、「おいしい」と口にだして言うだけで、自分の養生になります。

 また、人間ですから、きつい言葉でつい相手をなじってしまう、なんてこともあるかもしれません。しかし上記のような言葉づかいの回数が圧倒的に多ければ、マイナス点も最小限ですみます。

 いずれにしても、お念仏と同じことで、言葉で自分の宇宙を浄化し、人生をよい方へ導いてやるという、深い知恵です。ふだんからのカンタンな言葉の選び方ひとつで、人生は少しずつ円滑になります。

 言霊って、素晴らしいですね。

 神さま、仏さま、今日の気づきを、ありがとうございます。

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