「健康は自分で管理」ーーレイキで学んだ心の姿勢

 私はレイキをするようになって、「自分の健康管理を自分でする」という意識をもつようになりました。レイキに限らず、いいと思った健康法はどんどん自分で試し、効果が実感できれば習慣化しました。

 そうしたら、まず高校時代からのヒザの痛みがなくなりました。スポーツ自転車が好きでよく遠乗りを楽しみますが、何十キロメートルも走っても、ヒザの痛みがぶり返すということはありません。万一、多少の「違和感」が出たときは、すぐに手を当てて、時にはシンボルとマントラを使います。走りはじめると忘れてしまうのですが、その夜とか数日後に思いだしたときには、痛みはなくなっています。

 また昼間の仕事で手首をよく使う軽作業をしていたころ、左手首にジクジクする痛みが日常的にありました。これも、レイキをやるようになった頃から、なくなりました。いまだにぶり返しもありません。

 おなじ時期、腰痛もときどきあり、2~3か月に一度は病院へシップ薬をもらいに行っていましたが、それもなくなりました。いまではその当時よりも重いものを持つ機会が多いのですが、腰痛とは一切無縁です(実際、二度と同じケガをしないよう、持ち方を自分で工夫したりと、要するに「自己管理」している賜物です)。

 また、海のスポーツに夢中のころにムチ打ち症のようにやってしまった首の古傷を10数年も抱えていたのですが、レイキを始めて何年かしたときには、「そういえばここ数年、あの痛みがないなあ」と思いだしました。そのまま痛みの復活なしに現在にいたります。

 その後、整体の練習が原因で同じく首の筋をいためてしまい、首を回すたびに筋がコキコキ音を立ててひっかかる、ということが2~3年つづきました。これも、後から思いだしてみたら、自然と治ってしまいました。とくに首への施術をした訳でもなかったので、これは自他への手当てを毎日のように継続するなかで、全体の気の流れがよい状態になって、部分にでていた症状が去ってくれたように感じています。

 他方、精神面も改善されました。

 私はかつてはクヨクヨしたり、とりこし苦労をしたりという傾向が平均的日本人のなかでは強い方だったかもしれません。しかし、いまではその性癖は、当時の1割以下になったように思います。

 そのせいか、飲酒の量もレイキと出会った前と後では相対的に減ったと思います。直線的に下降してきたわけではありませんが、量がふえたり減ったりをくり返しながら、長期的にみると20年前、10年前とくらべれば、減少をたどってきました(いまでは酒はぜんぜん飲みません)。

 これまで何十年間の健康診断でも、おおむね健康でした(いく度かあった例外は、別に記します)。

 レイキをとおして、私は自分自身で「養生する」(ようじょう=健康を維持増進すること)ということを学びました。レイキで手から「気」が出るようになったことよりも、この生活習慣とそういう心の姿勢が身についたこと自体が、自分のありがたい財産になっていると、感謝しています。

 神さま、仏さま、今日の気づきを、ありがとうございます。

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