太陽を浴びれば、だいじょうぶ

 ほんの10分、20分でも、太陽の光をあびるのが好きです。ここんとこ、日に当たってなかったなあと気づくと、晴れた日には外でイスに座って日光浴します。お日さまにむかって目を閉じて、正面から全身に浴びる。姿勢がゆるせば、手の平にもできるだけ90度の角度で照らします。

 お天道さまのエネルギーは、ありがたい。熱くて、あったかくて、つよくて、やさしい。

 なにかでストレスめいたものがあっても、溶かして、ゆるめてくれます。最初はヒフの表面にチリチリと痛いほど高温に感じる日でも、しだいにやんわり内側にはいってくるように感じます。ジリジリと、しかしじんわりと、コリをほどいてくれます(「ほどける」は「仏(ほとけ)」と語源が同じだそうです)。

 そして、内側に燃えるような感じが広がります。「気持ちいいなあ~」と、からだが喜んでいるのがわかります。日の光ってイイなあと、実感します。なにか、体も心も、古いものや良くないものが燃やされて、良いものと入れ替わったように実感します。気持ちがやすらぎます。ヒフをなでる風だの、まわりから聞こえるなんでもない音だの、そういった全部がよってたかっていやしてくれるように感じます。

 南国の白砂のビーチでなくても、たとえば都会のコンクリートの上でも、太陽さえあればいい。心がつかれた人に、病院では人工の光をあてる「治療法」があるそうですが、お日さまを浴びればすむことです。晴れていれば(くもり空でも太陽は雲の上から)いやしてくれます。誰でも、お金もかからずに、実践できます。

 「オレは、太陽を浴びれば大丈夫」。

 私はもう、ずいぶん前から、この感覚です。

 神さま、仏さま、今日の気づきを、ありがとうございます。
 

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