宇宙人も、めざすは「受信者責任型」文化?

 私たちの住む地球は、太陽系の第3惑星です。この太陽系と同じような存在が、属している銀河系宇宙には少なくとも1千億個あるそうです。そしてその銀河系と同じような存在が、宇宙全体では少なくとも1千億個、多く見れば1兆個ある計算だといいます。

 この数字をみれば、「地球以外の星に知的生命体(ようするに宇宙人)がいるか?という昔から誰もがいだく疑問の答えは、自明だと思います。NASAと共同で知的生命体を探査している日本人科学者が、「愚問だ。宇宙人なんて、くさるほどいる」という主旨のことをテレビ番組で答えていました。

 では、地球人にコンタクトをとってくる宇宙人が出現した場合、それは「利他心」の豊かな人たちではないか、と私は思います。科学的知識がなくても、これは想像できます。高い知性を獲得するほどまでに進化・発展した生きものなら、宇宙のよろこぶ生き方を軸に据えていると思うからです。

 そして彼らは、「受信者責任型」の文化の持ち主である可能性が高いと、私は思います。そうでなければ、いまの地球人類をこえる知性をもてるまでにこの宇宙を生きのびてこられないからです。

 私たちの「この宇宙」では、「我(が)」から魂をどう脱却させるかが、重要課題のはずです。この体から「こころ」が創発し、やがて「自我」が生まれるという過程は、「この宇宙」で生まれたすべての生きものに共通しているはずです。

 だとしたら、「自利」のレベルにとどまっているような生命体なら、人類より高い知的レベルは獲得できない。「我」を克服できなければ、核戦争や環境破壊(またはその類似の災厄)を原因に滅びてしまっているでしょう。

 いずれにしても、私たちとおなじ「この宇宙」に生きる存在であるかぎり、目指さなければならない生き方は、私たち人類と同じだと思います。かりに体形、背丈、肌の色などがどんなに我々の意表をつくものであっても、「生きる」ということの基本的使命は、この宇宙を一貫して「我の超克」つまり「宇宙との一体化」だと思います。

 それは宇宙の一部として生まれた個々の存在が、「我」をこえて「他者」にエネルギーをあたえ、しいては宇宙全体の「気」をあげること。宇宙の本質は意外と単純で、しかも絶対だと思います。

 昔から世界じゅうのSF小説やら映画やらでは、人類をせん滅・征服したがる恐ろしい宇宙人が描かれがちです。しかし宇宙の本質がこのとおりなら、ある程度は楽観できるのではないか。これは科学の専門知識がなくても、ある程度想像のできることではないかとおもうのですが、どうでしょうか。

 高い知性をもった地球外生命体は、むしろ地球人より高いモラルをもった、「道」により近い生き方、考え方、宇宙観の持ち主ではないか。そのように思います。

 神さま、仏さま、今日の気づきを、ありがとうございます。

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